健診センター

ワクチン接種のお知らせ

 帯状疱疹予防 ワクチン接種のご案内

 

はじめに

今や日本人の平均寿命は男女ともに 80歳を超え、世界最高水準を誇っていますが、一方で各種のがん、心疾患、脳血管疾患など生活習慣に根ざす疾患が死因別順位の上位を占めています。介護などを必要とせず健康でいられる期間(健康寿命)は男性が約70歳、女性が約73歳といわれておりいつまでも元気でいられるためには、生活習慣病の予防と管理が必要であることは言うまでもありません。
当院では日帰り検査で、人間ドックや脳ドック、肺ドック、一般健康診断や乳がん検診、骨密度検査、内臓脂肪検査など、また JA関連団体はじめとする一般企業健診、協会けんぽ、特定健診、成人の予防接種等を行っていますのでぜひご利用ください。

 

施設認定

日本人間ドック学会人間ドック認定医 1名
人間ドック健診情報管理指導士 1名
日本医師会認定健康スポーツ医 1名
日本医師会認定産業医 1名

 

各種コース

複数のコースを組み合わせて受診することも可能です。
組み合わせ内容によっては同じ日にできないこともあります。
ドックや各種検査はすべて日帰り検査で完全予約制です。
月曜日~土曜日(第1・第3土曜日)受付けています。※2019年4月~第5土曜日が休診となりました。

 

 

ドック各種コース

人間ドックコース

月曜日~金曜日 

  • 検査終了後、医師から検査結果の説明があり、後日改めて正式な「報告書」を郵送いたします。
<スケジュール>
08:30 受付、更衣
08:40 保健師等の案内にそって検査を受けていただきます。
10:30~ 医師診察・結果説明/保健指導
12:00 昼食、終了
<検査内容>
検査項目 内容
問診 生活習慣、自覚症状、既往歴等
身体計測 身長、体重、腹囲、BMI
血液型検査 ABO式、Rh式
血球算定検査 血色素、赤血球数、白血球数、ヘマトクリット、血小板、白血球分画
血清検査 CRP、RF(リウマチ因子)、梅毒(RPR、TPLA)
肝炎ウイルス(HBs抗原・抗体、HCV抗体)
肺機能検査 呼吸機能検査、胸部レントゲン撮影
循環器検査 血圧、心電図(12誘導)
血液生化学検査
(肝臓・胆道系)
総タンパク、アルブミン、A/G比、ALP、γGPT、AST(GOT)、
ALT(GPT)、LDH、CHE、総ビリルビン
(膵臓系) アミラーゼ
(腎臓系) 尿素窒素、クレアチニン、尿酸
(脂質系) 総コレステロール、HDL(善玉)コレステロール
LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪
消化器系検査 便潜血検査、腹部超音波検査、食道・胃・十二指腸バリウム検査
糖尿病検査 空腹時血糖、HbA1c、尿糖
尿検査 蛋白、糖、潜血、ウロビリノーゲン、比重、PH、沈渣、ビリルビン、ケトン
耳鼻科 聴力検査
眼科 視力、眼底

 

脳ドックコース

木曜日(午前の部と午後の部があります)

  • 最新のMRI を用いた脳血管撮影と頚動脈超音波検査により脳卒中や腫瘍などの早期発見や危険因子がわかります。
  • 検査後、医師から検査結果の説明があり、後日「報告書」を郵送いたします。
<検査項目>
  • 身体計測(身長、体重)、血圧測定
  • 頭部MRI・MRA : 頭部画像診断
  • 頚動脈超音波検査 
<スケジュール>
【午前の部】 【午後の部】  
08:30 13:30 受付
08:40~ 13:40~ MRI検査 、頚動脈超音波検査
10:30~ 15:00~ 医師診察/結果説明
11:00 15: 30 終了

 

肺ドックコース

月曜日~金曜日

  • 肺がんはがんの中でも死亡率が高く、早期発見・早期治療が重要です。 CT検査では心臓の影などに隠れた、胸部レントゲン検査では見つけることが難しい 5mm程度の小さな病変も確認可能になります。
  • 実際の検査時間は胸部レントゲン検査とほとんど変わりません。
  • 検査後、専門医2名によって判断し、後日 「報告書」を郵送いたします。
<検査項目>

身体計測(身長、体重)、血圧測定
胸部CT検査

<スケジュール>
09:30 受付
09:30~ 身体測定、CT検査
10:30~ 問診        
11:00 終了

 

オプション検査

乳がん検診

  • 超音波検査およびマンモグラフィー検査で乳がんなど乳腺の異常を検査します。
  • 当院では、2019年1月からトモシンセシスが撮影できる最新のマンモグラフィ装置を導入しました。

    [トモシンセシスとは]

    日本人には「高濃度乳腺」の人が多いといわれています。高濃度乳腺の人は、病変が乳腺に隠れてしまうことがあります。通常のマンモグラフィは乳房を一塊として1枚の写真を作成するのに対し、トモシンセシスは、より多くの断面(30~60枚程度)として撮影し、乳腺内部に隠れた病気をより正確に見つけることができます。

 

子宮がん検査

  • 診察(内診・視診)及び、子宮頚部細胞診検査をします。

 

骨密度検査

  • 骨粗鬆症は加齢により骨の強度が低下し、骨折の危険性が高くなる病気です。
  • 当院ではDEXA法( dual-energy X-ray absorptiometry)を用いて腰椎と大腿骨頸部の強度を測定します。

[特徴]

きわめて少ないX線を使用するので安心です。

着衣のままベッドに横になるだけで痛みもありません。

検査結果はカラーグラフにしてお渡しします。

同年齢や若い人と比較した骨密度の程度が分かります。

 

ABC検診=胃がんリスク検査

  • ABC検診は胃がんそのものを見つける検査ではなく、血液検査でピロリ菌感染の有無とペプシノゲン(胃粘膜の萎縮の程度を反映 )を測定して胃がんになりやすい状態かどうかを A~Dの4段階に判定する検査法です。※今までにピロリ菌を除菌したことがある方は対象外になります。(申し込みできません) 
  • 20歳以上、特に40歳以上のバリウム検査や内視鏡検査が苦手で検診を受けることをためらわれている方にお勧めします。
  • 近年ピロリ菌に感染していないA群の割合が増えていますが、ピロリ菌がいることがわかった方には除菌(3種類の薬を1日2回1週間服用するだけ)することをお勧めします。
  • 除菌をご希望の方には消化器内科または外科の外来で受付けしています。

 

ABC検診判定表

ABC分類 A群 B群 C群 D群

E群(ピロリ除菌後の方)

ヘリコバクター
ピロリ抗体検査
ペプシノゲン値
胃癌の危険度 低い====================> 高い
年間の胃癌
発生頻度
ほぼゼロ 1000人に一人 500人に一人 80人に一人
ピロリ菌除菌 不要 必要 必要 必要

A群 胃は正常、胃癌発症の可能性は極めて低い
B群 胃潰瘍、十二指腸潰瘍に注意。胃癌発症のリスクあり。
C群 胃癌発症の高危険群。最低2年に1回の胃内視鏡検査必要。
D群 胃癌発症のリスクが極めて高い。毎年胃内視鏡検査が必要。
E群 過去にピロリ除菌を受けた方は胃癌リスク層別化検査の対象外です。ABC検診を受けて

  A群に相当する数値であってもピロリ除菌後群(E群)になりますのでご注意ください。

<胃がんリスク検診(ABC検診)マニュアルより>

 

内臓脂肪CT検査

  • CT検査でおへその周囲 1スライス撮影をして、内臓脂肪と皮下脂肪を計測して内臓脂肪は赤色、皮下脂肪は青色で表示します。
  • 内臓脂肪が100cm2以上になると内臓脂肪型肥満とされます。

 

前立腺がん腫瘍マーカー

  • 前立腺がんは2020年には胃がんを抜いて、男性が2番目に多くかかるがんになると予測されています。
  • 血液検査で PSA という前立腺がんの腫瘍マーカーを測ります。
  • 50歳以上の男性にお勧めします。

 

動脈硬化検査

  • 動脈の硬さの程度と動脈の詰まりの程度を表す検査です。
  • 動脈硬化が進むと、脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞といった命にかかわる病気につながります。

 

※単独でも可能な検査がありますので、ご希望の際はお問い合せください。

 

料金表(税込)

ドック各コース
  人間ドックコース 41,800円
  脳ドックコース 29,700円
  肺ドックコース 16,500円
オプション検査
  乳がん検診(乳腺超音波) 3,300円
    〃  (マンモグラフィー検査(2D)) 5,500円
    〃  (マンモグラフィー検査(トモシンセシス)) 8,800円
  子宮がん検診 4,400円
  骨密度検査 3,300円
  胃がんリスク検査=ABC 検診 4,620円
  内臓脂肪CT検査 1,650円
  前立腺腫瘍マーカー検査 3,014円
  動脈硬化検査 2,200円

 

※料金について

保険組合または国民健康保険加入者の方を対象に助成制度がある場合があります。各保険組合や各市役所にご確認ください。

 

特定健康診査について

 

 

土浦協同病院なめがた地域医療センター
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電話 0299-56-0600